安倍政権の本音
安倍政権は「戦争をしたい」というより「軍産複合体」を充実させたいのでは、と思う。
「きな臭さ」を増せば増すほど優れた武器を作らねばならない。ちょうどアメリカの銃を持たねばならない感覚と同じで、銃をなくすどころか護身のため優れた銃を一人一人が持つしかない。アメリカはこれで経済が支えられる。この感覚が日本まで浸食してきたと言える。
申し合わせたように、北朝鮮も応援のミサイルを撃ったりする。集団で身を守ろうと呼びかけ武器を売りつける。すでに武器輸出撤廃でお膳立ては整っている。経済的リスクの多い戦争を本気でする覚悟はないが、武器輸出三原則の無い時代の朝鮮戦争、ベトナム戦争を脇で支援しながら復興した日本はその経済効果を知っている。原発と合わせて、日本の経済を救うにはこれしかないとやっているような気がする。
だから原発のリスクも顧みないで核開発を売り込むのと同じように、戦争のリスクを顧みないで経済効果のために今回の選択をしたのだと思う。国の借金、年金、全てを解決する唯一の方法だと思っているだろう。
我々は原発のリスクと同様、経済のための戦争のリスクには耐えられない。
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